転職&職業訓練 最左翼の社労士先生
またブログの更新をトド凍らせてしまったが、一つに飽きたのと、二つには、テンションが上がらないからだ。
テンションが上がらない理由は、一つに就職が決まらないのと、禁煙中でタバコが吸えないのと(ほぼ2ヵ月経過!)、満足に趣味の『乗馬の鑑賞に附随する儲かったり損したりする券』が買えないのと、税理士科目である簿記論の勉強が難しすぎるからだ・・・ 簿記論の勉強は、はっきりと簿記2級の比ではない。本当にガックリくるくらい難しい。難しいが故に落ち込む。気分がサックリ沈む・・・ 「5分で解きなさい」というような問題にたっぷり1時間くらいかかる。1時間かけても解けない・・・ その繰り返し・・・ そもそも簿記論の教科書なんてほとんど売ってない。一般の本屋さんにはまず売ってない。大きめの本屋さんにしかおいてない。しかも1冊3,000円以上する。社労士、行政書士とは違って税理士、会計士の資格はあきらかに需要がないのだ。最初から資格予備校に通わなければ取れる資格じゃありませんよてな雰囲気が漂っている。
余談ではあるが、先日2月22日に行われた、第121回の簿記2級の試験を受験された皆様、お疲れさまでした。私も、職業訓練校の級友に問題をコピーさせてもらって、挑戦してみました・・・ が・・・ な、何だこれは・・・ という・・・ いっちゃあ悪いが、ずいぶんと簡単すぎる内容。
問2がオーソドックスに推定の『伝票』、問3がオーソドックスに『精算表』、問4が苦手な受験生が多いとはいえ、難しいのは「燃料」の扱いだけで「直接経費」に触れない『費目別計算』、問5が「仕損、減損」の出ない『総合原価計算』。
標準原価計算も直接原価計算も全部原価計算も、工簿の後半の難しいところには全く触れずで、たとえ工簿の学習が途中で挫折してたとしても、100点取れる内容。超ラッキー回だったのではないでしょうか・・・ おそらく合格率は35%~45%に跳ね上がると思います。
(※編集脚注 第121回日商簿記2級合格率:43.1% 過去5年で2番目に高い)
では、前回の続き。
前回の面接の結果待ちをしている間に、何事もなく1週間が過ぎて、もうこれはダメだと見切りをつけ、さっそく次の求人を申し込んで面接にこぎ着けた。
なんと、そこは今私が住んでいる場所から原チャで約30分のご近所だった。
もう、いちいち電車を使うのもバカバカしくなってきていたので、原チャで行くことにした。だんだん、だんだん、気が抜けてしまい、緊張感がなくなってしまっている。さすがに、この真冬に原チャはマズかった。しかも面接時刻の約5分前に到着というヤル気の無さ・・・ 体が冷え切ってしまって、面接中ガタガタ震えてしまい、歯が噛み合わない。今回のミスは、そんな雰囲気が相手にも伝わってしまったのだろうという点につきる。
応対してくれた、そこの所長は、推定40代半ばのダンディな紳士だった。やや薄くなりかけた頭髪が先生の人生を物語る。我の強そうなイケイケな性格で、面接は約30分間と短時間だったのですが、ほとんど先生が一人でしゃべり続けて、こちらからは特になにも発言させてはくれませんでした。とはいえ、個性的で非常に面白かった人物でした。
先生が特に重視されていたのは、『電話を掛けまくる。飛び込み営業に物怖じしない。そういう顧客開拓の姿勢に耐えられるか? あなたはそれをヤル気があるか? 出来ますか?』ということでした。先生はそれを『ドブ板営業』と例えられ、そこに社労士業で成功していく秘訣を見いだされているようでした。いわく、『現在の多くの社労士の先生方はプライドが邪魔するので、そういったことができない。我々は平気でそれをやっている。だから顧客をつかむことができるのだ・・・』
『故に私はあなたに問いたい。あなたは、将来社労士として独立する気がありますか?』と
なるほど。一理あります。私がこれまで面接をさせていただいた先生は、多くが二代目だとか、前職関係のコネありだとかでした。コネも地盤もなく、自らの能力を頼りに、自らの知力にかけ、いち社労士として世に出ていき、人も雇おうかとそれなりに成功された方の言葉としては含蓄があります。強固なコネあり地盤ありで末代まで安定な二代目先生が社労士の最右翼とするなら、先生は社労士の最左翼といった感じです。
とはいえ、『あなたは、それが出来ますか? ヤル気がありますか?』と問われて、即、『もちろんです!』なんて答えられる無職なんて、詐欺師や調子者を別にすれば、この世にいる訳がない。それを分かっていただけなかった・・・
『もちろん。将来的には私自身そうなりたいと思います。しかし、私自身、明日からすぐそれが出来るかと問われれば不可能だと思います。現実的に、ここでそういったノウハウを学ばせて頂ければ・・・と思います』とだけ答えた。
それが気に入らなかったのか、アッサリ面接は短時間で終了し、もう翌日には、お祈り(お断り)のビジネスレターを発送されてしまっていた。もしかするともう、意中の人がいたのかもしれない。
とはいえ、そのレターの文面は、少しは気が利いたものだった。『・・・今回は縁がありませんでしたが、ここで知り合ったのも何かの縁でしょうから、将来あなたが独立した際には、協力していきましょう、うんぬん。』と。
それはそれで、私の方からも利用価値ある先生だと思わせてくれる方であったということだ。なかなか悪い気はしなかった。ただ、私は思うが、営業力のみで、社労士、行政書士程度の資格で、コネや地盤もなく、この先の競争を生き抜いていけるのだろうか。年収500万円~1,000万円以上を獲得し続けることは可能なのだろうか・・・
もちろん、それには、社労士として自身の資質を高め、能力、知識、経験、ネットワークを広げていくことが鍵となるだろう。
ただ、『税理士』を取ってしまえば、そんなハゲるほど精神をすり減らして営業しなくとも、可能なのではないだろうか・・・ たかが1万5千円ほど本を買って独学し、1年ちょっとで社労士を取った自分にとって、『税理士資格』はそれほど不可能な資格ではないのではないか・・・
ゆとりの“職業訓練”の授業を通して、そういう思いが頭をよぎるようになってきた。
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