11日目 帳簿組織/伝票式会計 問2対策 最近の試験は帳簿の全体的な流れの把握を問う
日商簿記2級試験まであと2ヶ月しかなかったら・・・
中央経済社の簿記ワークブック2級(商業簿記・工業簿記)(各700円)の章立て順に沿った解説です。ポイントとなりそうな点を自分なりに書き出しています。
10日間の連続講義お疲れ様でした。以上が2級で出題される商簿の勘定と仕訳の全てです。
簿記ワークブックは、以降、
第20回 決算(1) 決算整理・精算表
第21回 決算(2) 決算集合勘定
第22回 決算(3) 損益計算書と貸借対照表
第23回 本支店会計(1) 本支店間取引・未達事項
第24回 本支店会計(2) 本支店合併財務諸表
で、試験の『問3』で出題される問題
第25回 帳簿組織 現金出納帳、仕入帳、売上帳、受取手形記入帳、支払手形記入帳
第26回 伝票式会計 日計表、入金伝票、出金伝票、仕入伝票、売上伝票
で、試験の『問2』で出題される問題
を、ざっと紹介しているにすぎません。
第27回 総合問題(1)
第27回 総合問題(2)
が本試験での商簿部分の実際の出題形式となります。
というわけで、順番を変えて、11日目は第25回、第26回をやりましょう。
11日目 第25回 帳簿組織
現金出納帳、仕入帳、売上帳、受取手形記入帳、支払手形記入帳
第26回 伝票式会計
日計表、入金伝票、出金伝票、仕入伝票、売上伝票
ポイント:帳簿組織は、いわゆる『特殊仕訳帳問題』と言われており、伝票式会計は、いわゆる『伝票問題』と言われており、問2はこのどちらかが8割占めます。交互に出てきて、たまに『文章大問題』などか出題されます。後に演習段階で何十問も経験できますので、ここでは、問題がわからなければ、答えを書き写すなどして、サクっと流れを経験しておきましょう。また、伝票が出題された回のあとは、特殊仕訳が、特殊仕訳が出題された回のあとは、伝票が出るので、対策が立てやすい。※第121回は伝票が出る確立高い。
ポイント:一般の経理上の簿記は、『伝票』から始まって、最終的に『財務諸表』を作成するまで、一連の流れの中で行っています。試験は、その流れの一部分をブツ切りにして取り出して問題化しているだけに過ぎません。しかし、最近の試験は、計算力を問うものよりも、その流れが二つ、三つにまたがり、帳簿の全体的な流れの把握を問うという傾向があるように思います。帳簿の全体的な流れの把握を行ってください。
一応図にしてみたが、なんだか間違ってるような気もする。本当は横に延ばしたかったが、ブログの都合上できなかった。じゃあ、縦に延ばせばよかったのに・・・作り直す気がしない。だいたいこういう感じだが、『過程』は省略されることもある。例えば、『特殊仕訳帳、普通仕訳帳から残高試算表を作成する』という具合に・・・
流れが把握できてないと、『個別転記後・合計転記直前の各勘定残高の記入状況を合計試算表の形式で表すと次のとおりである・・・(第104回 問2より)』みたいな問われ方をしたとき、ポカンである。各自、簿記の流れを自分の頭の中で流れを作り上げていってもらいたい。
※個別転記後・合計転記直前
要するに、仕入、売上、当座、売掛、買掛の5つがまだ転記されていない(合計転記)状態。手形とか、給料、前払金なんかは転記済み(個別転記)な試算表が最初に与えられる。最終形(の一歩手前)→最終形を作成する問題。
何のことか分からないと思うが、過去問で104回の問題を解くか、類似問題は、一橋出版の日商簿記検定模擬試験問題集2級の模試2回目に載っている。
ポイント:ようやく本格的な電卓の出番となります。
電卓は、1年以上、仕事などで叩き続けているというような人以外、99.9%以上、ノーミスを貫き通すというのは不可能です。いま2級を勉強中という人は、ほとんど、簿記を学び初めて1年以内という者ばかりでしょう。いかに電卓上の計算ミスを少なくできるか・・・それは、より計算がシンプルになるように、より計算の労力が少なくなるように自分で工夫を突き詰めることです。たとえば、
・ 計算は1,000以上と、1,000未満で分けておこない、あとで合計する
・ 手順を省かないで、きっちりT字を作る
・ 細かい計算を積み上げていく・・・「
(具体的には、『残高計算表』を作成するような問題は、まず『合計試算表』をT字で作成し、最終的に『残高試算表』を作成する。)
もちろん、計算力に自信があれば、普通に解いてもかまいません。
以下は、試験で問2を解くに当たって、計算表紙に私が作る『T字』です。

最初は、ルーズリーフやノートなどで作って良いのですが、最終的にはA4大の大きさの『白紙』でこういうのが作れるようになりましょう。他の地域はよく知りませんが、東京では、罫線の入っていないA4の白紙1枚が試験で計算用紙として配られます。
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