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2008年11月22日 (土)

3日目 手形取引 は、2級受験生が初めて迎える壁か

日商簿記2級試験まであと2ヶ月しかなかったら・・・

中央経済社の簿記ワークブック2級(商業簿記・工業簿記)(各700円)の章立て順に沿った解説です。ポイントとなりそうな点を自分なりに書き出しています。


3日目 第4回 手形取引(1)
 振出・裏書・割引・更新

ポイント:保証債務は貸倒引当金みたいなものです。
なぜ、1%とか2%とか相当低い金額で保証を行おうとするのでしょうか?それは、現実の商取引では手形が不渡りになる可能性がそれくらいの割合いなので、辻褄が合うということなのでしょう。

手形を割り引いたとき、『手形割引損』としてしまわないように注意して下さい。そんな勘定科目はありません。『手形売却損』のみです。

裏書(割引)にあたっての備忘記録として、「対照勘定」を用いる法と、「評価勘定」を用いる法があり、これが複雑なので混乱すると思います。

対照勘定
裏書義務見返 10,000    裏書義務 10,000

評価勘定
買掛金 10,000         裏書手形 10,000

要するにこういう仕訳が行われている
買掛金 10,000         受取手形 10,000
受取手形 10,000       裏書手形 10,000

尚、現実の試験ではほとんど出てきません。


3日目 第5回 手形取引(2)
 不渡り・荷為替手形

ポイント:手形が不渡りになるというのはどういうことなのでしょうか?

   (負債)                  (資産)
不渡手形 10,500    ←   受取手形 10,000
                    現金 500

これまで資産だったものが、一転、負債に転じるとういことです。恐ろしいですね~ よく手形が不渡りで会社が倒産した・・・とかナニワ金融道なんかでも出てきますが、そういうことだったんですね~

荷為替取引も受験生にとって難しいところです。後に出てくる特殊商品取引の委託販売の代金を手形で受け取る場合と混乱して訳が分からなくなります。ポイントは、委託販売でない場合、受取代金、支払代金は『すべて』ということです。

例えば、『遠隔地にある仕入れ先に商品¥100,000を注文していたが、本日この商品に取り組まれた額面¥80,000の荷為替手形の呈示を受けたので、これを引き受け、商品の貨物引換証を受け取った(第118回 問1-3より)』というような問題。委託販売の問題でなく、荷為替取引の問題です。解答は、

未着品 100,000        支払手形 80,000
                    買掛金 20,000

となります。『すべて』なので、¥100,000のやりとりになります。今は『すべて』と言っている意味が分からなくても、特殊商品取引の委託販売が出てくると、なにを言いたかったのか分かります。

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