2日目 有価証券取引/債権・債務取引 『仕訳』は、時間をかけてやれば誰にでもできる
日商簿記2級試験まであと2ヶ月しかなかったら・・・
日商簿記2級では、ご存じのように『商業簿記』『工業簿記』の2分野からの出題となります。必ず『商業簿記』からスタートさせて下さい。
なぜなら『商業簿記』には試験の問1で出題される『仕訳』を含むからです。仕訳は『理解すれ』ばそれで終わりというものではありません。『暗記する』ということと『忘れないで維持する』ということが必要になります。特に『暗記する』には、ある程度の時間をかける必要があります。
とうわけで、2級で新しく出てくる仕訳、勘定を先にマスターして、その後試験まで絶えず、『仕訳』の復習も行って下さい。仕訳、勘定課目の暗記は英語で言えば英単語、歴史でいえば年号の暗記にあたるようなもので、短期間でこなそうとすると絶対に無理が出てしまいます。裏を返せば、時間をかけてやれば誰にでもできることなのです。
しかし、3級範囲の知識はあるとはいえ、2級範囲の知識が全くないのだから、いざテキストを開いても何も出来ないのが実状でしょう。どうすればいいのか。初めのうち答えを見ながらテキストに丸写ししていけばよいと思います。知らないことを考えることほど無駄なことありません。ここで重要なのは憶えることよりも、答えを書き写す過程でどういう流れになっているか理解するよう努めることです。以下、2級範囲の仕訳、勘定を10日間で一気にやっちゃいます。2ヶ月でマスターするにはそれくらいのスピードが必要です。かなりキツイです。無理そうなら、4ヶ月コースへの転身も覚悟しましょう。
はじめの段階では憶えきれなくても普通です。後に仕訳問題を繰り返し、繰り返しやっていく中で自然に憶えます。
具体的にその流れをしるすと
1、仕訳の流れを理解する
↓
2、この問題は見たことがあるぞ、しかし
勘定科目は憶えてないし、仕訳方もわからないや
↓
3、この問題を見るのはもう3回目だ。しかしあやふやだ
↓
4、この問題はもう4回目だ。よしもう解けるぞ!
となります。
以下ポイントだけ書きます。
例によって、中央経済社の簿記ワークブック2級(商業簿記・工業簿記)(各700円)の章立て順に沿った解説です。このテキストを使用される方は、これを自分で使いつつ以下の解説も読んでみて下さい。難しくて理解不能に陥ったら、赤ペンで『理解不能』とでも書き込んでおいて、そこは飛ばして先に進んでしまいましょう。ウンウン考える時間が無駄です。後から突然閃く可能性もあります。もし最後まで理解できなかったとしても、そこで減点されるのは-4点だけだと割り切りましょう。
2日目 第2回 有価証券取引 売買・評価
ポイント:3級の知識があれば仕訳自体は理解できるでしょう。2級は計算が複雑なだけです。基本的に計算問題です。利息の日割計算がややこしいだけで難しくはありません。金を払って有価証券を買うか、有価証券を売って金を受け取るかその違いだけです。
ポイント:日付計算の憶え方
2,4,6,9,11月が31日ではない。(2月以外は30日)
覚え方は、『西向く侍(にしむくさむらい)』
侍=士で、「士」を上下に分解して、漢数字の十一に見立てる
2日目 第3回 債権・債務取引 未決算勘定
ポイント:保険金を請求した段階での仕訳が
未決算 50,000 建物 100,000
建物減価償却累計額 40,000
火災損失 10,000
となり、支払いが決まった段階での仕訳が
未収金 40,000 未決算 50,000
火災損失 10,000
となります。
『火災損失』『保険差益』勘定は、上記どちらの段階でも発生し得ます。片側にしか発生しない場合もあります。問題によります。
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